
みなさん,初めまして!
アクセスしていただき,ありがとうございます!
博士号を取得後,派遣社員として基礎研究に従事しているフールと申します.
早速ではありますが,このページに書かれていることは以下の通りです.
- 私の自己紹介
- 本サイトで扱う内容
- 本サイトの対象者
- 本サイトの背景
私の自己紹介
名前 | フール |
名前の由来 | “Experience remains the best teacher for a fool.” |
年齢 | 30代前半 |
職業 | 派遣社員の研究員 |
興味ある分野 | ライフサイエンス全般ですが,特に細胞老化,腸内細菌,
動物種差,細菌・寄生虫・ウイルスに興味津々です. |
業績 | 知りたいですか? |
より詳細なプロフィールはコチラをどうぞ.
本サイトで扱う内容
弊ブログで扱う内容は,以下に示す通りです.
- 実験データの見方
- 実験で使う統計学
- 実験のトラブルシューティングの考え方
- 実験プロトコールの「なぜ?どうして?」
- 知っているようで意外と知らない「実験室の当たり前」
本サイトの対象者
弊ブログが対象としているのは,以下の方々です!
- 自主性と主体性を重んじる研究室に所属し,実験の壁にぶつかってモヤモヤしている人
- 「私たちの時代は見て盗んだよ」という職人気質な先生/先輩/上司の下にいる人
- 慣れてきたと思ってた矢先に,意味不明な実験結果と出くわした人
本サイトの背景
ココでは,弊ブログの背景について,説明しています.

私がブログを始めたきっかけは,ある学会で聞いた大学院生たちのやりとりでした.
大学院生たちの愚痴

「先生や先輩は『何をやればよいか』を教えてくれるけど,『何故そうするのか』,『データをどう解釈するのか』を教えてくれない」.

「先生や先輩は恐れ多くて声をかけづらい.『質問は?』と聞かれても,何を聞いたら良いか分からないので分かったフリをしてしまう.」

「いつも本やネットで調べようとするけど,調べ方がわからない.どうやって欲しい情報を手に入れるか分からない.」

「自分もよく分からないから後輩にも『先生や先輩に教えられたから』と教えちゃった.」
これらは,ある学会の閉会後に催された親睦会で,私の隣にいた大学院生グループから聞こえてきた愚痴(悩み?)です.
「なぜ?」「どうして?」が解決しないまま,「先生や先輩に教えられたから」という説得力の無い理由で実験という名の「作業」をひたすら行う毎日…
そんな日々を繰り返す者は,研究の楽しさ・面白さを見出すことができず,やがて研究から離れていくだろう.

公的研究費が削減され続けている現状では,将来の競争相手が減るから良いのかもしれないけど(笑).
実験は失敗の繰り返し
実験には失敗やトラブルがつきものです.
その原因を解決することを徹底して繰り返すことで,実験操作に対する理解も深まり,データの見方や考え方も身に付きます.

問題は,実験のトラブルシューティングは経験が物を言う世界であり,偶然に基づく産物も多いということです.
知りたいことがあれば,誰でもすぐにネットで検索できるようになりました.
適切なキーワードで検索をかければ,実験に関するの情報もそれなりには見つかります.
それでも,実験の「なぜ?」「どうして?」に答える材料(知識・ノウハウ・ヒントなど)はまだまだ少ないと感じます.
私の経験が副業になる?
私は,これまでの研究生活で色々な実験を行ってきました!
たくさん失敗して,先生や先輩に何度も怒られて,その都度トラブルシューティングしてきました!
質よりも量を重視した多読のお陰で,「なぜ?」「どうして?」に答える材料もそれなりに集まりました.
ブログ形式で,トラブルシューティング方法を紹介したりプロトコールの「なぜ?」「どうして?」に答えることは,私の経験・知識を活かした副業になるのではないか?

卑しいかもしれないが,これがココを始めたきっかけです.
実験する全ての人に知って欲しいこと
自ら問題を発見し,自分の頭で考え,正解(正解であろう答え)に近づくことはとても楽しく・面白い!
この感覚を実験する全ての人に知って欲しい!
「先生や先輩に教えられたから」という笑止千万な理由で実験をしないで欲しい!
そんな想いをココから感じてもらえたら,私は嬉しい!
不定期な更新となりますが,今後ともよろしくお願いいたします.
2019年11月3日 フール