実験室に常備しておきたい文房具3選

この記事は約10分で読めます。

実験室に常備しておきたい文房具3選

 

実験室にあると便利な文房具を教えてください!

本記事は,このような要望にお答えします.

 

こんにちは.

博士号を取得後,派遣社員として基礎研究に従事しているフールです.

皆さんは,オススメの文房具ってありますか?

ユニークな物,勉強がはかどる物,使いやすい物などなど色々な観点からオススメの文房具があると思います.

この記事では「実験室に常備しておきたい文房具」を実験従事者の観点からまとめました.

実験系にもよりますが,あなたの実験室にもオススメできると思いますよ!

 

実験室に常備しておきたい文房具3選【まとめ】・マジックインキ 油性ペン No.500

・ゼブラのK-0.7芯

・wemo

マジックインキ 油性ペン No.500

実験室ではエタノールやイソプロパノールなどを使う場面も多いですよね.

消毒作業中にチューブのラベルが消えていたなど悲しい経験がある方も多いのではないでしょうか.

だから,実験室には耐アルコール性があるマジックペンが必要です.

そして,マジックインキ No.500シリーズには,商品説明欄には書かれていませんが,耐アルコール性があるんです!

黒・赤・青の3色をマジックインキ No.500とマッキーで比較してみました.

マジックインキの耐アルコール性

マッキーは70%エタノールを噴霧すると滲み,擦るとキレイに消えてしまいました.

しかし,マジックインキ No.500は,多少薄くはなるものの擦っても消えませんでした!

デメリット

難点は太さです.

商品名は「細字」となっていますが,マッキーの細字よりは太いです.

細字や極細で慣れている方は,チューブのラベリング作業で「書きにくい」と感じるかもしれません.

細字用もあるけど…

ちなみに,マジックインキ No.700シリーズはマッキーの細字相当の太さです.

しかし,こちらのインクはNo.500シリーズのそれと異なり,耐アルコール性がありません!

マジックインキとマッキーの比較

(太)がNo.500シリーズ,(極細)がNo.700シリーズ

同じインクだと思って間違えて買わないように気をつけてくださいね.

スポンサーリンク

ゼブラのK-0.7芯

ウェスタンブロット(WB)のメンブレンにサイズの位置・レーン番号・表と裏・サンプルの違い等々の情報を書き込む人は多いと思います.

でも,その情報が滲んでしまい,メンブレンが汚れてしまったことがある人も多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメするのが,ゼブラのK-0.7芯です.

WBのメンブレン上でも滲まずに発光まで出来るインクなんです!

詳細は以下の記事をご覧ください.

WBのメンブレンでも滲まないペン【ゼブラのK-0.7芯】
WBのメンブレンに番号・表と裏などを書き込んだけど,その情報が滲んでしまい,メンブレンが汚れてしまった人は多いと思います.今回,WBのメンブレンに使っても滲まないペンを見つけたので,ご紹介します!

ウェアラブルメモ wemo(ウェモ)

実験中にちょっとした追記をすることはありませんか?

気付いたこと,いつもと異なること,ふと思い出したこと,考えついたアイディアなどなど,その場でメモしないと忘れてしまう内容も多いと思います.

古いカレンダーなどの裏面をメモ帳代わりにしている常備しているラボもありますが,手元に無いと「後で書こう」ってなりがちです(笑).

そんな悩みを解決してくれるのがwemo(ウェモ)です.

幅4.5 cm × 高さ23.8 cm × 奥行0.8 cm のバンドを腕に巻いて使用します.

油性ボールペンで書くことができ,書いた内容は消しゴムや指でそれを消すことができます

消すことができるので,何度でも使用可能です!

さらに,水に濡れても書いた内容が消えることはありません.

だから,装着したまま手洗いもできますし,水中での作業も可能です!​

デメリット

筆圧が強い方には不向きかもしれません.

書いた内容は消すことができますが,その跡は残ってしまいます.

スポンサーリンク

以上,実験室に常備しておきたい文房具3選でした!

最後までお付き合いいただきありがとうございました.

次回もよろしくお願いいたします.

2021年4月3日 フール

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました